こんにちは
暦の上では春ですがまだまだ寒い日が続いていますね。
今日は『噛むことの大切さ』について書いていきたいと思います。
子供のころ両親から「よく噛んで食べなさい!」なんて言われた記憶はありませんか?
おばあちゃんの知恵袋的な考えかと思いがちですがしっかりした根拠があるのです。
よく噛むことによるメリット
①食べ物の消化・吸収がよくなる
②むし歯・歯周病予防
③ガンや老化の予防
④脳を刺激・活性化させる
⑤ストレス解消・肥満防止
⑥強いあごをつくる
今は食の欧米化が進みファーストフードやゼリー飲料などよく噛まなくても食べられる食品が増えました。
弥生時代の人々は1回の食事で約4000回も噛んでいたといわれています。
それと比較して現代人は約600回といわれています。
噛む回数が減ったことにより現代人の顎は昔の人に比べて小さくほっそりしてしまいました。
その影響で最近の発育期の子供たちは、永久歯(おとなの歯)が生えるスペースが不足し、歯並びが悪くなるケースが増えています。
そうならないためにも、しっかりとした顎を作る必要があります。離乳食のころから歯の発育にあわせたよく噛めるメニューを考えるようにしましょう。
もちろん子供だけに限らずお年寄りも同じです。きちんと噛める食事を心がけることによって認知症の予防にもつながります。
噛むということは、日々の健康にとても重要です。健康な歯が、丈夫な体を作ります!噛み応えのあるものをよく噛んで食べる・ゆっくりと時間をかけて食事をすることを心がけてみてください。
食べ物を口に入れたら30回~50回噛むのが理想的です。
最後に噛むことの大切さを知ってもらうためにつくられた標語を紹介します。
ひ 肥満を防止する
み 味覚を発達させる
こ 言葉の発音をはっきりさせる
の 脳を発達させる
は 歯の病気を予防する
が ガンを予防する
い 胃腸の働きを促進する
ぜ 全身の体力向上・全力投球に有効
なかなか覚えやすい標語ですよね。
ぜひ覚えて、日常生活の中で意識してみましょう!