小田原の歯医者さん石井歯科医院

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ドクターコラム

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ドクターコラム

2014.10.22

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こんにちは

新学期・新年度がはじまって1か月、新しい環境には慣れましたか?

今回は「だ液」の働きについてお伝えしていきます。

だ液には主に2種類の成分があります。

★サラサラだ液(しょう液性だ液)
だ液の分泌は自律神経によってコントロールされています。 サラサラだ液は主に副交感神経のコントロール下におかれています。そのため、リラックスしている時に分泌されやすいです。
このだ液は食事中に多く分泌され、食べ物を湿らせて飲み込みやすくしたりお口の中を洗浄して中性に保つ性質があります。

★ネバネバだ液(ねん液性だ液)

ネバネバだ液は主に交感神経によってコントロールされています。そのため緊張状態やイライラしている時に分泌されやすいです。ネバネバだ液にはムチンという成分が含まれ、細菌を絡めとりからだへの侵入を防ぐほか、お口の中の粘膜を覆うことにより粘膜が傷つくことを防いだり、粘膜の保湿を保つ性質があります。

◎だ液のはたらき
*消化を助ける
だ液には、食べ物の中のデンプンを分解する酵素があり、食べ物がだ液と混ざると、酵素の働きにより食べ物を柔らかくし、胃で消化しやすい状態にします。

*飲み込むときの潤滑剤
食べ物は口の中で十分に噛むことで細かくなります。さらにだ液中のムチンの働きによって食べ物が柔らかくなり、食道表面が滑らかになるので飲み込みやすくなります。

*おいしく食べる
食べ物がだ液と混ざらなければ味を感じることができません。味を感じるのは舌ですが、舌はだ液の中に溶け込んだ食べ物の味成分を知覚しているのです。

*ガン予防
だ液の構成成分の一つの酵素は食べ物の中の発がん性物質が作り出す活性酸素を分解します。

*むし歯予防
お口の中が酸性に傾くと、エナメル質の表面からミネラル分が溶け出し、むし歯になりますが、だ液の作用によりお口の中を中和してむし歯予防の働きをします。

*からだへの細菌の侵入を防ぐ
お口の中にはむし歯の原因菌だけでなく、様々な菌が侵入してきます。だ液には侵入してきた細菌を殺したり、抵抗する働きがあります。

*お口の中を守る
お口の中には常にだ液が分泌されています。だ液は食べかすを洗い流して、お口の中を清潔にしたり、常に潤いを保つことで口臭を予防します。

*アンチエイジング
最近アンチエイジングで注目されているパロチンは主に耳の近くのだ液の出る腺から分泌されます。パロチンは筋肉や骨の発達を促進する作用があり、アンチエイジングにつながります。

怪我した時に傷口をなめるのはどうして?
包丁などで指を切ったとき、思わず指をくわえて傷口をなめてしまったことはありませんか?
また、昔からちょっとした怪我を「ツバつけておけば治る」と言ったりしますが、これにはしっかりとした根拠があり、だ液の中に含まれる成分が傷口からの出血を止めたり、溶菌作用(ようきんさよう)と言って細菌を溶かして殺す働きがあるからです。
迷信ではなくしっかりとした理由があったんですね。

JR小田原駅 東口下車 徒歩3分
小田原の駅前の歯医者さん

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