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ドクターコラム
2014.10.21
最近ではフッ素入りの歯磨き粉が多く市販されています。
裏面を見るとフッ化ナトリウム、モノフルオロリン酸ナトリウムと表記されています。
研究により適量のフッ素を歯に作用させることにより虫歯の発生率を大幅に減少させることが分かっています。
ただフッ素入りの歯磨き粉を使うだけでなく、効率よく使うことによりフッ素の恩恵を最大限に受けられますので効率のよい使い方をお教えします。
①うがいを少なく フッ素入りの歯磨き粉を使用した後は少量の水でうがいするようにします。歯磨き後に飲食(水を含む)をしなければ、微量のフッ素が口腔内に残ることにより2時間程は歯に対しフッ素が作用します。10~25mlを口に含み3~4秒間の洗口を1~2回が目安です。
②歯磨き中はできるだけ唾液を吐きださない
歯磨き粉中のフッ素の成分をお口にとどめることによりそれだけ作用します。今では、泡立たないジェル状の歯磨き粉が市販されていますのでそちらを用いるとよいです。
③就寝前にフッ素を作用させる 寝ている間は唾液の量が減るため、お口の中にフッ素が残りやすいため、効果が上がります。
☆ダブルブラッシング法のすすめ
通常通り磨いた後、さらにフッ素入りの歯磨き粉をブラシにとり(ブラシヘッド半分程度)30秒程度で歯面にのばし、その後つばを吐くだけか、一回軽くゆすいで終了とする。フッ素を多くお口の中にのこす事が出来ます。
ですが、、、
基本はブラッシングです。
フッ素をいくら作用させても歯垢がおとせてないと意味がありません!。