小田原の歯医者さん石井歯科医院

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ドクターコラム

lesson 8

ドクターコラム

2014.10.21

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★誤嚥性肺炎とは

誤嚥性肺炎は、細菌が唾液や胃液と共に肺に流れ込んで生じる肺炎です。高齢者に多く発症し、再発を繰り返す特徴があります。再発を繰り返すと耐性菌が発生して抗生物質治療に抵抗性を持つため、優れた抗生物質が開発された現在でも、多くの高齢者が死亡する原因になっています。

◎原因は?

肺炎は、ガン・心臓病・に次いで日本人の死因で3番目に多くなっています。
1年間に約12万人が肺炎で亡くなっており、そのほとんどを65歳以上の高齢者が占めています。肺炎は原因によっていくつかの種類に分けられますが、高齢者が注意したい肺炎の1つに『誤嚥性肺炎』があります。歯科とも関わりが深いので詳しく説明していきます。

私たちが食事をするとき、口から入った食べ物やだ液はのどから食道を通って胃へと送られます。
この一連の流れを嚥下(えんげ)といい器官に入り込まないように、器官の入り口のふたが反射的に閉まるようになっています。
しかしこのふたがうまく閉まらずに、食べ物やだ液が誤って気管に入ってしまうことがあります。

これを誤嚥(ごえん)といいます。

そして、食べ物やだ液に含まれる細菌が肺まで到達して炎症が起きた状態を「誤嚥性肺炎」といいます。
誤嚥をしたからと言って必ずしも肺炎が起きるわけではありませんが、誤嚥によって肺に大量の細菌が入り込んだ場合や、免疫力が低下している人などでは、肺炎を起こす恐れがあります。
肺炎が起こると、発熱や倦怠感などの全身症状、せき、たん、呼吸困難などの呼吸器症状がみられます。しかし高齢者では発熱やせきなどの症状があらわれないことがあり、気づいた時には症状が進行していることも珍しくありません。
高齢者・脳血管障害・認知症・パーキンソン病・といった病気のある人、寝たきりの人などは誤嚥性肺炎を発症しやすいので注意しましょう。

口の中を清潔に保つこと(口腔ケア)が大切

入れ歯の洗浄が不十分だったり、むし歯や歯周病があったりすると口の中の細菌が繁殖して誤嚥をしたときに肺炎を起こしやすくなります。そのため誤嚥性肺炎を防ぐためには毎日の口腔ケアでお口の中を清潔に保つことが重要になります。
最近、口腔清掃状態を改善し、歯周病が改善されることで誤嚥性肺炎予防の可能性を示唆する研究結果が報告されています。すなわち適切な口腔ケアによりお口の中の細菌数が減少し、食欲も増え、栄養状態がよくなり免疫力の向上につながるのです。
日常的によく磨くように心がけることが大切です。
きちんと磨けているかなと心配な方は一度歯科医院で歯磨き指導を受けましょう。

JR小田原駅 東口下車 徒歩3分
小田原の駅前の歯医者さん

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