小田原の歯医者さん石井歯科医院

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ドクターコラム

lesson 6

ドクターコラム

2014.10.21

9月に入ったのにまだまだ暑いですね。。。

引き続き熱中症に気を付けないといけないですね。
今、歯科とさまざまな病気の関わりが重要視されています。
歯科に関わりの深い病気についてお伝えしていきますので参考にしてください。

糖尿病と歯周病の関係

◎糖尿病とは

すい臓で製造される「インスリン」というホルモンの分泌低下や感受性低下が生じて起こる病気です。
1型糖尿病:通常インスリンの分泌が極度に低下するタイプ。
2型糖尿病:インスリンの感受性低下と分泌低下の両方が重なって起こるタイプ。
の2つに大別されます。
前者が主であったり後者が主であったりしますが、多かれ少なかれ両方が原因になっています。

★インスリンが働かないと何が起きるか?
・食事をしても糖をエネルギー原として十分使えないまま体内に余る
・代わりに皮下脂肪が消費され、やせ細る
・余った糖は血液にたまって高血糖になる
・血管が弱くなりさまざまな合併症を引き起こす

その結果、倦怠感・のどの渇き・水をたくさん飲む・頻繁にトイレに行く・どんどん痩せていくといった症状が出ます。

ところがこのような状態はかなりの高血糖の場合で、少しくらい血糖が上がっても症状を感じないのが普通の糖尿病です。
しかし怖いのは、この程度の糖尿病でも多種多彩な糖尿病合併症がじわじわと進行するということです。
それどころか最近ではメタボリックシンドロームの判断基準はもっと低いところに置かれました。
ごく軽い糖の異常でも動脈硬化が進行しやすいからです。

ここでは主に歯周病との関連についてお話します。

★歯周病とは?

以前にも書きましたが、歯周病とは歯の周りに歯周病菌が感染し、歯ぐきが腫れて内部の骨(歯槽骨)が炎症の進行とともに減ってしまう病気です。
感染が進み、口全体に炎症が広がった状態を放置していると、感染した歯周組織から「TNF-α」(腫瘍壊死因子)という物質が分泌されます。
これがインスリンの働きを低下させて血糖を上げます。
この物質が糖尿病を発症させたり悪化させたりします。
糖尿病は心筋梗塞、脳梗塞、足の動脈梗塞を促進するのですが、歯周病も同じようにこれらの病気を促進します。
したがって、糖尿病の患者さんが歯周病にかかっている場合はダブルパンチですから、歯周病をきちんと治療することも大切です!
また、抜歯等の外科処置が必要な場合糖尿病の人は注意が必要です。

★血糖値が高いと起きること
・細菌感染への抵抗力が落ちます
私たちの血液の中には外敵の侵入から守ってくれる白血球という強い味方がいます。
その中の1つに好中球というものがあり、警察のような役目をしてくれています。
もし外科処置を行い、細菌という敵が侵入してきたら、その現場に駆けつけて捕まえてくれます。
しかし、血糖が高くなると働きが落ちてしまいます。
警察に例えるとパトカーが故障して現場に到着するのが遅くなり、また捕まえようと思っても思うように捕まえられない、といった状況になります。

・傷の治癒力が低下します
外科処置によってつくられた傷がふさがるためには、粘膜やその下の結合組織が再生する必要があります。
糖尿病のコントロールが悪いと、この再生力も低下していると言われています。
いわば、ビルの建設現場でコンクリートが足りないといった状況になります。

★コントロールが悪い場合はどうしたらいいか?

血糖値が落ち着くまで抜歯を延期します。
どれくらいなら治療ができるかというと、おおよそHbA1c8.0%以下です。
必ず主治医の承諾を受けましょう
もちろん緊急性がある場合はやむを得ず抜歯を行う場合もあります。その場合は抗生物質を十分に使いながら行いますが、主治医と歯科医師が連携を取りながら行う必要があります

0367011001

JR小田原駅 東口下車 徒歩3分
小田原の駅前の歯医者さん

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