小田原の歯医者さん石井歯科医院

【診療時間】9:00~13:00 / 14:30~19:30
土曜午後は14:30~17:00
【休診日】水曜日、日曜日、祝日

0465240260

お問い合わせ

ドクターコラム

lesson 4

ドクターコラム

2014.10.21

sutefann

こんにちは!

新学期が始まり制服を着た学生で通りや駅前がにぎわっていますね。
クラス替えで一喜一憂している学生を見て、なんだかうらやましくなりました。
前回まででお口の中の基本的な構造について知っていただきました。
今回からはむし歯や歯周病・予防の方法などについて具体的に書いていきます。

★むし歯のメカニズム

●脱灰と再石灰化

食べ物を食べると、むし歯菌が食べ物の糖分から酸を作りだし、お口の中のプラーク(汚れ・歯垢) のpHが下がって酸性になります。
すると、その酸が歯の表面のエナメル質を溶かして、歯の成分であるカルシウムやリン酸などのイオンが奪われます。(脱灰)
しかし、しばらくすると、だ液などの働きにより酸が中和され、カルシウムやリン酸が歯の表面に戻ってきます。(再石灰化)

歯の表面では、この2つの反応が繰り返し起こっています。

●むし歯になりにくいお口の環境をつくるには?

歯の表面では脱灰と再石灰化の2つの反応が繰り返し起こっており、この2つの反応のバランスが保たれているかぎりむし歯は発生しません。
しかし、プラークがたくさんついて細菌が繁殖したり、砂糖を含んだ食べ物を食べる回数が増えると、再石灰化が追いつかずに脱灰が進み、初期のむし歯(白斑はくはん)ができたり、むし歯が進行したりします。
一方で、再石灰化のほうが優勢だと、初期のむし歯の場合、病変が治ったり、進行が止まることがあります。
このような再石灰化が起こる環境を作り出すには、飲食の回数を減らす・だらだら食べない・砂糖の摂取を控える・きちんと歯磨きをする・フッ化物を用いてケアするなどむし歯になりにくいお口の中の環境を日常的に作り出すことが大切です。
★脱灰を促進する要因★

①不十分なプラークコントロール
②甘味飲食物を頻繁にとる
③脱灰を誘発しやすい甘味食品をとる
(糖質の濃度・歯面への停滞性が高いもの 例:キャラメル・あめ・チョコレート・クッキー・スポーツドリンク・ジュース類etc)
④唾液の機能が低下している
☆再石灰化を促進する要因☆
①フッ化物を応用する(自宅でのフッ化物配合歯磨剤の使用・フッ化物洗口・診療室でのフッ化物塗布etc)
②よくかんで食べる(だ液分泌が促進される)

???むし歯って治るの???
むし歯の最初に見られる徴候は、歯本来の半透明性が失われて生じた白斑です。これは「表層化脱灰」とよばれる段階です。歯のエナメル質の表面の層には比較的ミネラルがよく保存された厚さ数10μmの層が残っていますが、その下のミネラル量が脱灰により低下してスカスカになっています。
しかし、この段階では、まだむし歯による穴は形成されていません。脱灰と再石灰化はここでも起こっており、だ液や脱灰した歯から溶け出したミネラルが、元の結晶を核に再び結晶を形成し、表層化脱灰を治したり、進行を止めたりします。
しかし、脱灰が進んでエナメル質の表面の層が崩れてしまった場合には、再石灰化の環境が整ってもむし歯の穴は回復しません。治療が必要になります。

予防は難しく思えますが、日常的に少し意識するだけでもかなり効果があります。
できることを今日から始めてみてください。

JR小田原駅 東口下車 徒歩3分
小田原の駅前の歯医者さん

pagetop